皆さんこんばんは、伊藤です。
普段は一般企業や農業などの障害者雇用の事例を解説しておりますが、今回は教育の現場での障害者雇用という今まであまり触れてこなかった事例について取り上げたいと思います。
私も教育分野は非常に関心があったのでとても楽しみです。
それでは解説していきます!
https://www.sankei.com/article/20210719-WHQOPOTY4NNKLFXHCYGBYHGP6Y/?outputType=theme_nyushi
実は私も就労支援の現場に元中学校の教員だった発達障害の方がいた経験はあります。
しかしそれ以外で例えば障害者の方を学校教育の現場、かつ教員としての就労支援に携わった経験はないですね。
そんな中、障害のある学生の「教員の夢」支援しようとする今回の奈良県での取り組みは非常に価値のあるものかと私は思います。
教員という職かどうかは別として、障害をお持ちの方の中には同じように障害を持つお子さんや学生の方の為に何かお仕事をしたいという方は多かったように思います。
そしてこのニュースでは元々教師で交通事故で身体に障害をお持ちになった後に教員に復職された方の事例が記載されています。
確かにご自身が障害当事者でかつ車いすからの視点と学生さんの視点が近いということで障害を持つお子さんと心を通わせやすいというメリットもあるようです。
今回の事例のように中途で障害を持たれて教員に復帰することももちろん素晴らしいですが、やはり元々障害をお持ちの方がもっと多く教員として採用されていくことが必要なのではないでしょうか。
そうなることで、特に特別支援学級にいる障害児の学生の方々の気持ちも分かるということでより質の高い教育を提供でというメリットもあり、教育の現場にとってもプラスに働くかと思います。
障害をお持ちの方が教員になる上では、進学や教育実習、試験など越えるべきハードルは沢山あり決して平たんな道のりではないかと思います。
障害者をお持ちの学生の方が教職に就きやすくなるように、これらの制度も可能な限り見直していくことも必要かと思います。
そしていつか、この「全国障害学生支援ならネット」を活用した障害者をお持ちの学生の方々が一人でも多く教壇に立てる日が来ることを心から祈っております!!
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