皆さんこんにちは、伊藤です。
世間では連休中ではありますが、自分の夢の実現に向かって仕事や部活動などに励まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな中、夢を追う障害者の方を応援するような取り組みを見つけました!
早速ニュースを解説していきたいと思います。
障害者の方のモデル発掘の為のオーディションのクラウドファンディングに関するニュースになります。
こちらの活動に挑戦されているのは「 Porte 」という障がいのある方をモデル・制作スタッフとして起用している、インスタグラム上のwebマガジンを運営している会社「 株式会社accessibeauty 」のようです。
この理念が素晴らしいと思ったので抜粋させていただきます。
障がい当事者たちが美容やファッションを楽しみ、自己表現に挑戦する“きっかけ”の場所をつくること。
この「 自己表現に挑戦する場 」というのは障害者の方々にとっては少ないのが現状かと思います。
障害者福祉の分野ではプライバシー保護の必要性などもあるかとは思いますが、障害者の方に広報誌やオンライン、動画などに出ていただくことを比較的避ける傾向にあり、このことが障害者の方の自己表現の機会を奪ってしまっていると私は感じています。
もちろん、ご本人の同意を得ずにお顔などのプライバシーを公表することは避けなければいけませんが、あまりにも過保護になり過ぎてしまうことで「 もっと自己表現をしたい 」と思っている障害者の方のチャンスを奪ってしまう現状に対して疑問を感じます。
そんな中、障害者の方がモデルとして活動できるチャンスのある今回のオーディションは、前述のような状況を打開するようなきっかけになるのでは、との期待感が高いですね!
そして、ニュース内のこのお言葉は今後の障害者雇用の方向性に示唆を与えてくれているように思います。
そして、porteモデルたちを通し、社会に暮らす1人1人の“障がい者イメージ”をポジティブにしていくことを使命とし、障がい者雇用の職域拡大や、障がいの有無に関係なく“当たり前を当たり前に選択できる”社会環境を拡げてまいります。
やはり障害があるということで、
勤められるお仕事の職域が制限されてしまう
という課題感は未だにあるかと思います。それを変えていこうとするのが今回のオーディションであり、また「 Porte 」の活動であるのかもしれません。
これからの活動のきっかけを代表者の臼井氏が述べております。
ネイリストとして11年間働いてきた私が、車椅子に乗った1人の女性に出会ったのは約3年前。
彼女たちを通して知った、「美容サロンへ行くことが困難なこと」
「美容技術を学ぶ学校に入学できないこと」
「美容職を目指すこと事体がタブーとされること」
そんな社会の現状に違和感を覚え“障がい者ネイリスト養成”を始めたことが、この活動のきっかけでした。
こうしたきっかけで活動を始めた臼井氏はとても素晴らしいと思いますが、同時にネイリスト以外でも「 障害者の方々が就くことが困難な職業 」は世の中にはまだまだ沢山あるかと思います。
そんな世の中を私も変えたいと思うので、今後も障害者の方の職域の開拓をしていきたいと思っております。
そして、これらの 株式会社accessibeautyの活動を応援したいと思った方は是非クラウドファンディングでの支援をご検討されてみてはいかがでしょうか?
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